目的と概要
本講座では、食に付随する多次元情報を用いて 伝統食や地域食の新たな価値を発見し、ブランドアップすることを目指しています。
「食に付随する情報」には研究室で得られる科学的なデータだけでなく、伝統食、郷土食の製造方法やそれにまつわる伝承、食習慣に関する調査データも利用します。
本講座では「食文化調査班」として東工大の学生有志に地域の食文化を現地で聞き取り調査してもらいます。対象となる地域は江戸300藩を元に選定しており、調査対象は発酵性の調味料、漬物、祭りや神事の郷土料理を軸に、調査班の学生自らが決定しています。
調査結果は当HPで公開するほか、食の統合データベースへの利用を予定しています。
また新たな研究アイディアのタネ探しとしても活用します。
調査班メンバーに登録している学生は累計50名になりました(2018年5月現在)。
食文化調査結果は→[こちら]