こんにちは。講座スタッフです。
先週10月31日(ハロウィン)に、ぐるなび部屋にて、
第3回食文化調査報告会を実施しました。
第3回は7名の学生が奈良県・京都府・長野県の調査に参加しました。
8月から事前調査を行い、9月に現地調査へ行き、
まとめた結果をこの報告会で班ごとに発表しました。
報告会も今回からバージョンアップし、調査品目の試食をご用意!!
実物を食べながら発表を聞けてわかりやすかったと好評でした。
※試食をご用意できなかった品目もあります。
下の写真は、
奈良班の奈良漬(上段左側)、十津川ゆべし(下段の黒い球状のものと隣の包まれたもの)
長野班のすんき漬け(上段真ん中)、すんき漬け味付け加工(上段右側)
です。
(京都班は、千枚漬け、すぐき漬、しば漬けをご用意しましたが、
ブツ撮りを忘れてしまいました・・・申し訳ありません。)
さらに汁物として、長野のすんきを使ったお味噌汁もご用意しました!
乳酸発酵による独特な酸味と味噌の香りが口の中で程よく合わさって、美味しかったです。
そして、報告会参加者のほとんどが初体験となったのが、こちらの十津川ゆべし。
ゆべし自体は真っ黒な球状のものですが、スライスして細かく切り、
上にチーズを乗せるとお洒落なオードブルのような一品に。
大人の方たちからは「お酒のおともに良さそう」と、とても好評でした。
ということで、試食品のご紹介はこのくらいとしまして、
本題の調査報告の様子もご紹介したいと思います。
一番手は、3人で6箇所での取材を頑張ってきてくれた京都班。
初めは3人とも少し緊張した様子でしたが、試食品の説明も交えながら、
白味噌、すぐき漬、日本酒、千枚漬け、ばら寿司、のんばらこんにゃく
の計6品目について報告してくれました。
続いて2番手は奈良班。
十津川ゆべし、奈良漬け、柿の葉寿司、ひしおの計4品について
落ち着いた雰囲気で堂々と発表してくれました。
山田先生も沢山質問されていましたが、特にひしおが気になったご様子でした。
最後は、長野班のお二人。
試食で用意した漬物やお味噌汁に入っていた「すんき」をはじめ、
信州味噌、日本酒、おやきの計4品目について発表してくれました。
長野班は、現地調査の2日目に学生さん1人が体調不良となってしまい、
急遽もう1人の学生さんのみで取材に行くというアクシデントもありましたが、
現地調査後もうまく役割分担や情報共有を行って、2人で結果をまとめていました。
以上が、第3回食文化調査報告会のレポートです。
今回の3府県の調査結果については、現在、報告書の最終チェック中です。
準備が整い次第、順次こちらのホームページでも公開予定ですので、
公開時にはお知らせページでも通知します!
過去の調査結果は「食文化調査」>「食文化調査結果」より確認いただけます。
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尚、今後も随時全国の食文化調査の実施を予定しております。
調査に興味・関心のある方がいらっしゃいましたら、
下記のリンクより調査メンバーのエントリーを随時受付中ですので、是非ご応募ください。