研究テーマの選定にあたり、群馬県の石関ファームさんに養豚現場の見学をさせていただきました(2016/12/14)。
東工大ではなかなか畜産の現場に立ち会うことが難しく、実験計画を立てようと思っても現実離れしてしまう可能性もあります。今回は群馬県農政部技術支援課の阿部係長のご厚意により、見学が実現しました。ありがとうございました!
小屋は出産から離乳期までを過ごす小屋、離乳から成長期を過ごす小屋、肥育期を過ごす小屋などのようにステージごとに分かれていて、成長期のエサは細かく変えて育てられていました。
出産中です。生まれたて。
豚はケージの中に複数匹で飼われています。
こちらは離乳後の豚。この豚は個飼いでしたが、この後の肥育期では再度複数匹で飼育されていました。
ご案内いただいた石関さんのお話では、エサに微生物資材を加えて腸内環境を整えることが一般的に行われているそうです。腸内細菌が整うとフンのにおいが抑えられる印象とのこと。
今回、養豚の現場で教えていただいたことを踏まえ、研究のテーマ設定や実験条件の設定を検討中です。