当共同研究講座で取り組んでいた、ある環境における微生物群集の変化を数理モデルで表現する理論・方法論を提示した論文がNonlinear Dynamics誌で受理され公開されました。
環境における菌叢変化を表現する方法として、16S rRNA遺伝子の塩基配列に対し、「選択圧」に従ってある確率で塩基配列に「突然変異」を入れる、というアイディアを元に数理モデルを構築しています。
乳酸発酵で作られた漬物中の菌叢データをもとに数理モデルは構築されていますが、このモデルは環境浄化や土壌改良等に応用が可能と考えられます。
論文はこちら→[Nonlinear Dynamics]